世界的に優れた建築家に贈られ、建築のノーベル賞とも言える『プリツカー賞』を、山本理顕さんが受賞された。
テレビ番組のインタビューで話す山本さんの言葉に、とても感銘を受けた。
山本さんの生み出す建築物はとても美しい。けれど山本さんは、ただ自分の美しいと思う建物を建てているのではない。
建物を通して、コミュニティーの大切さを伝えようとしているのだ。
山本さんの建物には、一貫したメッセージが込められている。だから美しく、人の心を掴むのだと思った。
働くこと。大変なことだ。お金のためでもある。
私は20年以上、教育に携わっている。
私は働くことを通して、何を伝えようとしているのか?
子どもを育てるという直接的なことだけでなく、そこから社会に対して何を伝えていけるのか?
山本さんのプリツカー賞受賞は、自分の生き方を問い直すきっかけとなった。