働きながら子育てをしていると、いつも子どもに寄り添う・・・ということはできない。
でも、私はそれでも良いと思う。
毎日同じように日々は過ぎていって、その繰り返しの中で感性が鈍化してしまうのかもしれないけれど、人生には「ここ!」という日が何回かあると思う。
私は子どもと関わるとき、子どもの成長にとっての「ここ!」というところを、私なりに外さないように気をつけてきた。
子どもが熱を出した時
どうしても仕事に行かないでと泣きまくった朝
理不尽なコーチの指導に対して、意見を言いに行く!と決めた夜
初めての受験で心のバランスを失った息子に、毎晩毎晩おんなじ話を伝え続けた日々
「ここ!」を外さなければ、あとのことは適当でもどうにかなる。
毎日完璧でなくてもいい。
ただ、「ここ!」という時には、120%で関わる。
子どもが「聞いてほしい」「そばにいてほしい」というサインを送ってきた時にだけ、その時だけは何よりも子どもを優先して、寄り添えれば・・・
子どもにいつでも帰れる「安全基地」がここにあることを伝えていきたい。